葬式に参列する際に、最低限知っておくべきなのは自分が参列しようとしている葬式の種類でしょう。
なぜなら、故人や遺族の宗派によっては、当然のことながら葬式の種類が異なってくるからです。
例えば、仏式、神式、キリスト教式のものもあれば、特定の宗教や宗派にとらわれない自由葬と呼ばれるものもあります。
この無宗教葬儀とも呼ばれる自由葬には、宗教者を招くことなく自由なスタイルで行なわれるのが特徴となっています。
他にも、会社の創業者や社長、または大きな功績を残した社員のために、会社が主催して行なう社葬と呼ばれるものがあります。
基本的には、会社が費用を負担し、故人の遺族と一緒に行なうものと言えるでしょう。
加えて、家族葬と呼ばれる種類もありますが、これは直接の家族や特に親しい人のみで行ない、一般の会葬者を招待しないタイプのものです。
また、故人の意思を尊重して、山や海といった自然へ散骨する自然葬を行なう人も増えています。